ソレノイドで駆動する”薄型”電気錠
電気錠とは、エレクトリックロック(electric-locks)とも呼ばれ、鍵やカード、さらには指紋認証などの電子的な手段で操作される錠前のことを指します。従来の物理的な鍵と異なり、セキュリティが高く、便利であるため、オフィスビルやマンション、さらには個人の住宅においてもその導入が進んでいます。「スマートロック」とも呼ばれています。
当社の製造する「タカハロック」はソレノイドを使用した電気錠で、通電するとカムと連動されたソレノイドが動作し、カムを押し込むことで自動的にロックし、通電により解錠します。堅牢性の考えた設計で特許の取得もしています。【特許第7064120号】
電気錠は、電気信号を利用して錠前を解錠または施錠するシステムです。操作は様々な方法で行われることが特徴で、物理的な鍵だけでなく、カードキー、暗証番号、スマートフォンアプリ、そして生体認証など多岐にわたります。このように多様な方法で操作が可能なため、使用する人々のニーズに合わせた柔軟なセキュリティ対策が可能です。
電気錠の最大のメリットは、その高いセキュリティにあります。従来の鍵と異なり、紛失や複製のリスクが極めて低く、また不正解錠を試みた際の警告システムを備えることも可能です。加えて、鍵の受け渡しが不要になるため、物理的な鍵を管理する手間が省けます。
また、入退室の記録を自動で管理することができるため、誰がいつ入退室したかの確認も容易になります。これは、オフィスビルやマンションなど多くの人が出入りする建物において特に重宝されます。
電気錠は、日常生活においても大きなメリットをもたらします。例えば、家族が留守の間に宅配便が届いた際、遠隔で一時的に解錠して荷物を室内に安全に保管させることができます。また、家事支援サービスや介護サービスのスタッフが訪問する際の入退室管理も、スムーズに行うことが可能です。
さらに、高齢者の見守りとしても機能します。遠隔で錠前の状態を確認できるため、外出中でも家族が安全に自宅に入ったことを確認できる安心感を得られます。
タカハロックはソレノイドを使用した電気錠(ソレノイドロック)で、通常の扉やロッカーなどに後付けできますし、電気錠(スマートロック)製品の機構部分としても使用できます。
タカハロック製造元である当社(タカハ機工株式会社)は1979年に設立されたソレノイドメーカーです。金型から全ての部品を国内自社工場で製造する「一貫生産システム」で圧倒的優位な品質・価格・納期を実現しており、国内はもとより海外でも多く製品が使用されています。
長年培った技術とノウハウでタカハロックの生産販売しています。品質には自信があります。
様々な機械製品の開発に携わっておりますので、製品開発時から是非お気軽にご相談ください。