【お客様導入事例 part 001】冷蔵庫が“賢く”進化する ― basiqによるフードエコシステムとタカハ機工の電気錠

投稿日:2025年9月17日   最終更新日:2025年9月19日

現代の食生活は便利さと引き換えに、多くの課題を抱えています。
栄養バランスの偏りや買い物の負担、そして年々深刻さを増すフードロス――。
株式会社basiq様は、「どこに住んでいても、どんな境遇の人でも、毎日の食卓に彩りを届けたい」という想いのもと、地域の新鮮な食材を手軽に楽しめる仕組みを提供されています。
利用者は栄養に気を配りながら、料理や食卓をもっと楽しむことができます。

献立提案から食材配送・栄養管理まで一貫した仕組み

basiq様のサービスは、利用者一人ひとりの生活に寄り添った仕組みが特長です。
専用アプリが献立を提案し、必要な食材を宅配。冷蔵庫での食材管理を通して「何を、いつ、どれだけ食べたか」を把握し、栄養データとして可視化します。
まさに、冷蔵庫を起点に「食の見える化」を実現する新しいサービスです。

この流れを支えているのが、タカハ機工の後付け電気錠です。

電気錠が果たす役割

冷蔵庫は、食材の出入りを管理する最も重要なポイントです。しかし、従来の家庭用冷蔵庫には「誰がいつ開けたのか」を記録する仕組みがありませんでした。
そこで採用されたのが、タカハ機工の 後付け電気錠

  • 既存の冷蔵庫に簡単に取り付け可能
     買い替える必要がなく、導入コストを抑えられる。
  • システムと連動したスマート制御
     利用者や宅配スタッフだけが解錠できる仕組みで安心。
  • データ精度の向上
     食材の誤取り出しや管理漏れを防ぎ、栄養データを正確に収集可能。

冷蔵庫に電気錠を組み合わせることで、「食材管理」と「栄養管理」がシームレスにつながりました。

期待される未来

この仕組みによって、利用者は栄養バランスを意識した食生活を自然に送ることができ、買い物や献立に悩む時間を減らせます。
さらに、食品ロスの削減や流通の効率化といった社会的メリットも期待されています。

タカハ機工にとっても、本事例は大きな意味を持ちます。
これまで電気錠といえば、オフィスやロッカー、宅配ボックスなど「業務用・産業用」の用途が中心でした。今回の取り組みは、それらを超えて 日常生活に溶け込み、人々の健康や暮らしを直接支える役割 を果たしている点で、新しい可能性を示しています。

まとめ

株式会社basiq様の描く「食の未来」。そこに、タカハ機工の電気錠が小さくも確かな一翼を担っていることを誇りに思います。

今回の仕組みは特に、買い物が不便な地域での暮らしを大きく支える事例として注目されています。
「冷蔵庫が栄養管理の入り口になる」――そんな新しい発想を、私たちの製品がお手伝いできることをうれしく感じています。

タカハ機工は、これからも暮らしを便利に、安心に変える製品づくりを進めてまいります。
買い物が不便な地域などにおすすめしたい事例です。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

株式会社basiq
福岡県福岡市中央区天神4丁目6番28号いちご天神ノースビル
Mail:info@basiq.jp
URL:https://basiq.jp/


 

タカハ機工株式会社は、福岡県飯塚市の創業45年目のソレノイド専業メーカーです。金型から全ての部品を国内自社工場で製造する「一貫生産システム」で圧倒的優位な品質・価格・納期を実現しており、国内はもとより海外でも多く製品が使用されています。長年培った技術とノウハウで「薄型・頑丈・日本製」のソレノイド電気錠「タカハロック」シリーズを開発。様々な機械製品の開発に携わっておりますので、製品開発時から是非お気軽にご相談ください。

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